中小企業診断士として独立するメリット

中小企業診断士として独立を考えている方は、やはり、
「収入はどうなるのか」
「休みはどうなるのか」
という点について悩むことがほとんどではないでしょうか。

私も、もちろん考えました。
本当に大丈夫なのかと。

結論からいえば、大丈夫でした。

そこで今回は、中小企業診断士として独立したメリットについて紹介します。

収入が増えた

ものすごく単純ですが、収入は増えました。

個人事業主なので社会保険や住民税などひかれるものもありますが、額面だけでいえば、塾講師時代よりも確実にアップしています。

私は現在、公的機関に勤務していますが、契約上【業務委託】。
そのため、任されている業務さえしっかり遂行していれば、個人でどんな仕事をやろうが、全く問題ありません。

補助金申請もときどきやっていますが(2023年は3本ほど書いています)、採択されれば成功報酬がもらえますし、加入している診断士会からもぽつぽつお仕事をもらっています。

さらにそれとは別に、フリーランスのライター時代から継続してもらっている業務もあるので、独立してよかったなあとしみじみ思います。

自由な時間が増えた

自由な時間、増えました。
本当に、確実に増えました。

塾講師をしていた頃は、週6勤務が常態化していたように思います。
土曜日はもちろん、祝日や日曜日もあれこれと業務が入っていましたし、入試時期が近づくと、休みという概念も消えていました。
(まあ、当時はそれでも納得して働いていましたが)

しかしいまは、
・土日祝日はほぼ間違いなく休める
・平日も1日休みがある
さらに、
・勤務日も、多少であれば時間の融通が利く
という・・・。

ときどき残業があったり、休みの日に出勤したりすることもありますが、その分は振替でお休みをもらっても、誰からも文句は言われません。
またうまく仕事の段取りをつければ、午後休などをもらっても大丈夫。

むしろ上司たちからは、
「もう少しお休みとってもいいよ」
といってもらえるくらいです。

公的機関って本当にホワイト企業だなあと。
それだけで感動です。

いまは夫の仕事も手伝っているので、自分だけの時間がうまくとれないこともありますが、それでも以前と比べたら自由が利くので問題なし。
これも独立してよかったなあと感じることです。

見える世界が広がった

中小企業診断士として活動するようになり、とにかく世界が広がりました。
いまは業務で20者以上の経営者の方とお話しする機会を得ていますが、その苦労話や理念、ポリシーを聞くと、本当に感動したり、すごいなあと尊敬のまなざしで見てみたり。

私、本当にいろいろなことを知らずに生きてきたんだなあと、反省することばかりです。

また、友人や知人が一気に増え、いろいろな業界、業種で働いている人たちとも知り合うことができましたし、まさか金融機関や商工会・商工会議所の方たちとも話をするようになるなんて、想像もしていなかったです。

夫は、
「経済界を裏で牛耳る日も近いね」
といっていますが。リアルに経済の動いている現場に立ち会えていることが本当に嬉しい。

学ぶことばかりで、ときには失敗もありますが、それも含めて、
「こんなに見える世界が変わるなんて」
と感じられるのは、日々が充実している証拠です。

バリバリ働いている女性も多く、男女での区別も感じません。
そういう点でも励みになります。

女性でも活躍できる

これはもう、間違いありません。
基本的に男女という性別の関係ない仕事だと思います。

正確には、
「え?女性ですか?」
と感じておられる人もいるのかもしれません。
(顔に出ていないだけ、ということもある)

ただ、最初の印象がマイナスからスタートしている分、経営者の想定している以上の仕事をすると、ものすごく感動してもらえます。
これまでまったく知らなかった製造業でも、一生懸命になって事業再構築補助金の計画書を作成すると、
「俺は思わず2回読んだ。ありがとう」
と褒めてもらった日には、それはもう感動しかありません。

これを、
「それって男女差別じゃん」
と考えることもできますが、そういうふうにとらえるのもなんだかもったいない気がします。

むしろ、
「あ、そういう観点があるのか」
と感じてもらえるなら、それは男女差別ではなく「男女区別」でしょう。

男女区別、大いに結構。
前向きに、前進していきます。

中小企業診断士として独立するのはメリットだらけだった

中小企業診断士として独立したことによるメリットをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

私自身の経験上、独立することは収入も休みも増え、世界が広がるというメリットだらけです。
もちろん、まだまだ「こうしたい」「こうなりたい」という願望はありますが、それは少しずつ叶えていけばいいこと。

中小企業診断士として独立を考えている方の励みになれば幸いです。

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