中小企業診断士になるまで その2

2022年5月2日付で、正式に中小企業診断士に登録されました。
これでようやく、名実ともに中小企業診断士と名乗ることができます。

しかし、まだまだスタートラインに立ったばかり。
実際に、仕事を引き受けたわけでもありません。
そのあたりのことも追って書いていきますが、ひとまずは<その1>の続きです。
どうぞご覧ください。

中小企業診断士の取得を目指す

自分で稼ぎながらも、夫の塾業を手伝えるような仕事はなにかないか。
そんなことを考えながら、いろいろと探していたときに見つけたのが、中小企業診断士という仕事でした。

一般的な企業に勤められないのであれば、自分でなにかをやるしかありません。
そこで考えたのは、資格を取得して、それを活かして働く、という方法でした。

FP2級は取得していたものの、1級を受験するには数年間の経験やCFPが必要です。
しかし、それはハードルが高いと感じました。
同様に、公認会計士や税理士、法律関係なども取得までに時間がかかりすぎ、同時に必ずしも取得できるとは限りません。

そこで、
・2年くらいでなんとかなりそうな資格
・これまでの自分の経歴を活かせそうな資格
・独立開業を目指せて、女性であることもそれほどハンディにならない資格
という点を考えて、実際に目指そうと決めたのが中小企業診断士です。

同じレベルの資格だと社会保険労務士と比較されることが多いのですが、こちらも私にとっては、経験や企業内での実績が必要だと感じました。
そのため、社会保険労務士は却下。

この辺りまでは、2019年の夏までに調べていたように思います。
しかし、夫の塾のことや自分のライターとしての仕事のことなどをいろいろ考えて、結局このときはそこで一旦検討することを止めました。

まあ、いま思い返せば、そこまで猛烈になりたい!という思いがなかったことや、一歩を踏み出す勇気がなかったということでしょう。

ただ、それから1年間、塾業とwebライターとしての生活をしていたら、むずむずと気分的に湧き上がってくるものがありました。
簡単にいえば、
「もっと自分でもやりたい」
ということです。

自分で考えて、自分で行動して、自分の責任において、もっとなにかやれることがあるんじゃないか。

そこで思い出したのが、中小企業診断士。

そして2020年の夏。
夫に相談して、ついに専門学校に通うことにしました。

中小企業診断士の勉強に励む日々

合格してみると、独学で取得した人やネット講座を利用している人たちも多かったのですが、私自身はとにかく【学校に通って取得する】という方法一択でした。

長い間、塾講師をしていた経験上、やはり授業はリアルで受けることで最大の効果があると思っています。
そのため、2020年9月から予備校で授業を受けることにしました。
毎週日曜日に1日授業を受け、1週間で復習する。
余裕があれば、映像授業も見ることができたので予習したり、時には復習したり。
その繰り返しの毎日でした。

学校に行くのがプレッシャーになったり、内容が難しくてついていけなかったりして、胃がキリキリすることもしばしば。
それでも、勉強がイヤだとか、面倒くさいとか思うことはなかったです。
それだけ、勉強が面白かったんですよね。

少し慣れてくると、先生方から声をかけてもらったり、まわりの受験生の方と話す機会が増えたりして、
「やっぱり、リアルっていいなー」
と実感。

まあ、それでもなかなかテストでいい点数も出ず、辛い思いをすることも多かったのですが。
「中小企業診断士になるんだ」
「中小企業診断士になって、バリバリ働くんだ」
という野望を諦めることはありませんでした。

その3>につづく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です