中小企業診断士になるまで その9

中小企業診断士として2年目に突入しました。
1年目は事業再構築補助金の業務がほとんどでしたが、2年目のいまは公的機関で働いています。

コンサルタント、というよりは中小企業や支援機関をサポートするような業務なので、もしかしたら本来の中小企業診断士としての仕事のイメージとは異なるかもしれません。

ただ、いまの仕事も面白いので、そのあたりについてはまたお伝えしたいと思います。

さて、今回は口述試験についてです。
大したことはやっていませんが、試験としては最後の関門。

ここで失敗するわけにはいかない。

そんな私のやった対策をぜひご覧ください。

中小企業診断士の口述試験対策 事例の見直し

2次試験の合格発表後、まずやったのは事例の見直しです。
2次試験を使って面接されるということで、4つの事例について情報を整理しなくてはいけません。

2次試験が終わってから、ほとんど封印していた試験を引っ張り出してきて、繰り返し読みながら、ノートに内容をまとめました。

このとき、線を引いたりメモ書きをしたりしてある問題用紙を改めて見直しましたが、自分で見てもそのときの熱量が十分伝わってくるような書き込みの量。

当時のつらさや一生懸命さが思い出されて、ちょっとだけ泣けました。

中小企業診断士の口述試験対策 想定問題集の入手と模擬面接

次にやったのは、想定問題集を入手することです。
いろいろな専門学校が【想定問題集】を用意して、HP上にアップしていました。

私も例にもれず、大手3社くらいの問題集を入手。
同じような質問もあり、専門学校ごとの特色のある質問もあり、ということで、そこで知識の入れ直しをおこないました。

よほどのことがなければ、落とされることのない口述試験。
しかし、

「そんな中で、もしかしたら私は落とされるかもしれない」

と考えるのは、受験者であれば誰しも考えることでしょう。

これで本当に大丈夫かな、と思っていたところ、一緒に受かったKさんから、
「みんなで口述試験の面接の練習をしよう」
と誘ってもらいました。
Kさんはオンラインの口述試験セミナーに参加したとのことで、そこでやった練習をそのまま私たちにも提供してくれたのです。

Kさんが面接官になり、私を含め5名の同期が全員面接されました。
この練習、本当にやってもらってよかったです。

・面接官のいった質問内容を繰り返しながら、自分の回答をまとめる
・ゆっくり話す
・緊張にも負けない(笑)

という練習ができたおかげで、オンラインでありながら、本番の雰囲気を味わうことができました。
その後は、自分で問題を見ながら答える練習を繰り返すのみ。
できれば事例4は当たってほしくない・・・と思いながら、口述試験当日、試験会場に向かいました。

その10>につづく。

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